コードをルールで理解したい人のための講座、開講します。 その1 コードのアルファベットの意味

先日、ある方のブログで

「クラシックピアノは長年学んだけれど 

 子供の歌に合わせて弾きたいのに コードがわからなくて・・・」

というお話を読みました。

 

「その件なら、お手伝いができそうだ。」とブログ開設を思いつきました。

 

もくじ

 

 

 

講座説明

 

この講座は

「コードネーム」を理解するための講座です。

 

コードネームとは

音楽記号で「C7」「Gm」などのことを言います。

 

 

講座担当

 

趣味で楽しむピアノの先生、「ハムスター母」です。

よろしくお願いします。

 

その娘で吹奏楽部でコントラバスを担当していた

「ハムスター娘」です。

ピアノは母に習いました。

 

よろしくお願いします。

 

  

   このブログのごっきげんなタイトル画は,

  「バリピル宇宙」画伯によるオリジナル画です。

 

 

 

開講理由

 

音楽を楽しむうえで、コードは便利なアイテムです。

エレクトーンからキーボードを学んだ方は、当たり前に使われるコードですが、

ピアノスタートの方は、あまり教わる機会がありません。

 

コードは、音楽記号として他の楽器でも使う、便利なアイテムです。

これからバンド活動を楽しみたいと考えておられる方にも、お勧めです。

 

 

ハムスター母から、お勧めします。

楽典を教える際、私はコードネームを重点的に教えています。

コードネームは使い勝手がいいし、

ポップスの楽譜にはほとんど書いてあるので

理解していると自分なりのアレンジに使えるからです。

 

 

最終目標

 

今回の講座では、楽典用語を使って

コードをルールで説明します。

具体的には、次のようになります。

 

メジャーコード = 根音 + 長3度 + 完全5度

 マイナーコード = 根音 + 短3度 + 完全5度

ドミナント7コード = メジャーコード + 短7度

メジャー7コード   = メジャーコード + 長7度

マイナー7コード  = マイナーコード + 短7度 

 

 

 

 

この箱の中が理解できる方は、この講座は必要ありません。

上記のことを理解できるように説明します。

 

  ディミニッシュコード、6コードなどは、

  特別編として説明する予定です。

 

 

 

箱の中がわかる方向け、おススメの参考ブログ

 

 箱の中が理解できる方には、こちらのブログがお勧めです。

 

 

www.ototeku.com

 

作曲、編曲の方法、コードの使い方を実践的に学べます。

 

 

説明の方法

 

楽典の用語を使います。

(使う用語は、その都度、説明します。)

楽典用語を使うことで、

コードをルールで理解できるようにするのが目標です。

 

この講座では、

軽く楽譜が読めると、理解が早いです。

楽譜が読めなくてもわかるように、努力しようと思っています。

 

 

 

 

 

では初回の講座を始めます。

 

コードのアルファベットは、英語の音階名

 

音階とは

 

ド  レ  ミ  ファ ソ  ラ  シ  ド 

 

のことです。

これを英語で言うと、

 

C  D  E  F  G  A  B  C 

ド  レ  ミ  ファ ソ  ラ  シ  ド

 

に、なります。

コードのアルファベットは、英語の音階の名前です。

演奏したい和音の、基本になる音を表しています。

コードで書かれたこのアルファベットを「基音」、または「根音」と呼びます。

 

英語音名とドレミ(イタリア語音名)を、

対応してしっかり覚えてください。

 

コードのアルファベットの音だけでも伴奏になる 

 

コードは和音(2つ以上の音が同時に鳴る音のこと)ですが、

根音がわかるだけでも、一つの音で伴奏になります。

お手持ちの楽譜にコードのついているものがあったら、

根音だけの伴奏を、弾いてみることをお勧めします。

ぜひ実践してみてください。

 

 

ハムスター娘から、豆知識です。

ギターベースの場合、根音を1音弾くだけでも形になります。

ベースを始めたばかりの方は、とりあえず根音を弾きましょう 。

コードを書いてあるタイミングで、一つ、音を出してみてください。

なれて来てからリズムを刻んで楽しみましょう。

 

娘( *^-^*)ノシ「やってみてね~」