コードをルールで理解したい その2 コードの音程のルール

 

この講座は

「コードネーム」を理解するための講座です。



コードネームとは

音楽記号で「C7」「Gm」などのことを言います。 

 

 

こんにちは。趣味で楽しむピアノの先生、「ハムスター母」です。

よろしくお願いします。

その娘で吹奏楽部でコントラバスを担当していた「ハムスター娘」です。

ピアノは母に習いました。

 

今回もよろしくお願いします。

 

もくじ 

 

 

 

 

まずは前回の内容からです。

 

コードネームとは

C   Gm   などの 音楽記号で、

和音(同時に二つ以上の音を出すこと)を、表します。

 

 

コードネームのアルファベットは基本になる音のこと

 

根音(基本になる音)を表します。

英語音名で

 

C   D    E   F   G    A   B   C

ド  レ   ミ  ファ  ソ   ラ  シ  ド

 

の、ことです。

 

 

この講座で学ぶこと 

 

コードのルールを学びます。

 

メジャーコード = 根音 + 長3度 + 完全5度

マイナーコード = 根音 + 短3度 + 完全5度

ドミナント7コード = メジャーコード + 短7度

メジャー7コード   = メジャーコード + 長7度

マイナー7コード  = マイナーコード + 短7度 

 

 この箱の中を理解することが目標です。

 

 

 

 

 

では、2回目の講座に入ります。

 

 メージャーコードを、Cコードを例に書くとこうなります。

 

Cコード=根音[Cド]+長3度[ミ]+完全5度[ソ]

 

 

この中の 「長3度」 「完全5度」 とは、音程のことです。

音程というのは、二つの「音の幅」のことです。

 

Cコードで言うと

根音[ド]と、真ん中の音[ミ]までの音の幅が「長3度」

根音[ド]と、外側の音[ソ]までの音の幅が「完全5度」

になっています。

 

今回は、音程の数字の部分を覚えましょう。

 

音程の数字のルール

 

まっとうな方法で音程を学ぶなら、五線譜で学ぶべきなのですが

まずはわかりやすくするために、ピアノの鍵盤で覚えてください。

 

 
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画像、へたくそでごめんなさい

 

音程の「数字の部分」を数える

 

音程の数字の部分を数える時は、

シャープやフラットが付いていても、一度はずして考えてください。

外してうえで、二つの音の距離を数えます。

 

 

[ 例 1 ] 

 

根音、基本になる音を C[ド] とした場合、

 3度上にあるのが ミ 

 5度上にあるのが ソ 

です。

 

 

ハムスター娘から、コツは「指を折って数える」です

  基本になる音(例1ではド)から、指を折って

  「ド① レ② ミ③」

  と、数えるのがコツです。

  5度上は

   「ド① レ② ミ③ ファ④ ソ⑤」

  です。

 

 

 

[ 例 2 ] 

 

 基本の音が G の時は、どうなるでしょう。

 3度上は 「ソ① ラ② シ③」 シです。

 5度上は 「ソ① ラ② シ③ ド④ レ⑤」 レです。

 

 

 

コードで使う数字には、

 4 6 7 

なども見かけます。

(ほかにもありますが、今回はよく見るもので覚えましょう)

 

 

[ 例 3 ]

 

基本の音を C(ド)で、やってみましょう。

 4度上は 「ド① レ② ミ③ ファ④」

 6度上は 「ド① レ② ミ③ ファ④ ソ⑤ ラ⑥」

 7度上は 「ド① レ② ミ③ ファ④ ソ⑤ ラ⑥ シ⑦」 

 

 

では、問題です。 

 

基本の音が G の時 

 4度上

 6度上 

 7度上

は、何の音でしょう? 

 

 

答えは

 4度上 ド

 6度上 ミ

 7度上 ファ

 

です。

 

いかがでしたか?

今回はここまでです。

 

 

わかりずらいところがあったら、コメントでお知らせください。

コメント、加筆、追記等で、お答えさせていただきます。

よろしくお願いします。

 

お疲れさまでした。